【大会結果】品川CCワイルドキャッツエグゼ 3×3.EXE PREMIER 2025 Round.6はTRYHOOPに力負け

3x3.EXE PREMIER 2025 Round.6 試合レポート

Round.6 ゼビオアリーナ仙台大会

2025年7月26日から27日の2日間にわたり、宮城県仙台市の「ゼビオアリーナ仙台」にて、3×3.EXE PREMIER 2025 Round.6が開催されました。

今大会は、日本国内の全カンファレンスから計36チームが一堂に会する「オールカンファレンス」形式。シーズン全体の趨勢を占う極めて重要な「サバイバル・ガントレット」としての位置付けとなりました。

プロスポーツの熱狂を最大限に引き出す音響・照明設備を備えたゼビオアリーナ仙台という最高の舞台において、求められたのは「一瞬のミスも許されない遂行力」です。

特にDAY2の決勝トーナメントへ進めるのは、各グループ1位の12チームと、ワイルドカード4チームのみという極めてタイトなレギュレーション。この勝ち上がり難易度の高さが、3×3特有の12秒ショットクロックのプレッシャーをさらに増幅させ、各試合に決勝戦さながらの緊張感をもたらしました。

SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE(以下、WILDCATS)は、この過酷な条件下で予選プールから牙を剥き、決勝トーナメントという真剣勝負の場へと駒を進めることになります。

▼YouTube

 

SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE ゲームレポート(全試合詳報)

今大会のWILDCATSは、12秒間という短い攻撃時間の中で効率的に得点を積み重ねる「オフェンスの驚き」と、強固なコンタクトを厭わない「ディフェンスの感動」を高い次元で融合させました。

 

予選1:vs ADDELM ELEMENTS.EXE

SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE 22 – 5 ADDELM ELEMENTS.EXE

初戦、WILDCATSは圧巻のノックアウト(KO)勝利を収めました。相手をわずか5得点に封じ込めたディフェンスの規律にあります。3×3において、相手の得点を1桁に抑えて21点(または22点)を奪うことは、トランジションの質とシュート効率の両面で圧倒したことを意味します。徹底した密着ガードでADDELM ELEMENTS.EXEの2ポイントシュートを封じ、奪ったリバウンドから即座にオープンを作る展開は、今大会の快進撃を予感させるに十分な内容でした。

 

予選2:vs LEOVISTA.EXE

SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE 21 – 10 LEOVISTA.EXE

続く第2試合も、連続のKO勝利で予選プールを首位通過。ここでは主力と若手の機能的な役割分担が光りました。米田 祐翔が、持ち前のスピードを活かしたドライブと正確なアウトサイドシュートで得点を牽引。一方で、成瀬 新司が188cmのエナジー満載の「リムプロテクション」でゴール下の制空権を掌握しました。成瀬がハッスルすることで、外のディフェンスがよりアグレッシブに仕掛けられるという戦術的相乗効果が、21-10という大差での勝利を呼び込みました。

 

vs TRYHOOP OKAYAMA.EXE (決勝トーナメント1回戦)

SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE 16 – 21 TRYHOOP OKAYAMA.EXE

DAY2、各プールの勝者が集う決勝トーナメント1回戦。

強豪TRYHOOP OKAYAMA.EXEを相手に、WILDCATSは「タクティカル・パズル(戦術的難問)」に直面しました。成瀬 新司のフィジカルを活かしたディフェンスや、竹田 寛人の献身的なハードワークによる泥臭い得点は高く評価されるべきですが、勝負所での「2ポイント火力の差」が勝敗を分けました。 TRYHOOPが加速する局面で、追い上げるための外角シュートがわずかにリングに嫌われるなど、3×3特有の得点ルールが重くのしかかり、結果は16-21のKO敗戦。しかし、この敗戦こそがチームをさらなる進化へと向かわせる触媒となりました。

 

3. Round.6 最終戦績とラウンド総評

36チームが参加したオールカンファレンスにおける最終成績は以下の通りです。

項目

内容

通算勝敗

21

Round.6 最終順位

11

主な得点傾向

2試合連続ノックアウト勝利達成(得点効率の高さが顕著)

「So What?」:分析的視点

最終順位11位という数字だけを見れば中位に甘んじた印象を受けますが、アナリストの視点で見れば、その内実には「優勝チームに匹敵する効率」が潜んでいました。

予選2試合におけるKO勝利、特に失点5という数字は、ディフェンスの完成度がいかに高いかを証明しています。

上位進出したチームと比較して不足していたのは、トーナメントのハイプレッシャー下における「シュート精度の継続性」です。

KO勝利を量産できる爆発力がありながら、強豪との接戦を勝ち切るための、ショットクロック残り数秒での「決め切る力」の醸成が、次なるステップへの鍵となります。

チームスローガンである「ディフェンスで感動を」は体現されており、あとはいかにオフェンスでの「驚き」を接戦時に再現できるかが問われています。

品川・港南エリアを拠点とし、地元ファンに「驚き」と「感動」を届けるWILDCATS。仙台での悔しさを糧に、若手の勢いと熟練の戦術を研ぎ澄ませています。

今後もWILDCATSが見せる熱い戦いから、片時も目が離せません。

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