【新卒1年目】仕事もサッカーも全力の選択をした選手たち
はじめに
こんにちは!キャリアデザイン部です!今回は3月に大学を卒業し、この4月から新社会人としての一歩を踏み出した#26鬼京大翔選手・#32外川誠選手・#39に岩本葵選手・#58小倉翔選手にインタビューしました。ビジネスマン1年目に少なからず不安がある中で、それに勝るサッカーを続けたいという気持ちからの品川CC入団の選択。実際に「仕事もサッカーも全力」を掲げる品川CC入団に至るまでと、両立を始めてみてのリアルな声をそれぞれが語ってくれました!ビジネスマンかサッカー選手か。いや、どっちも全力で。そんな選択肢があること、その選択が彼らの人生の充実に繋がっていることが伝わってくるインタビューでした。是非、ご一読ください!
自己紹介~サッカーのキャリアと現職について~
ー今期、品川CCへの入団を決意して下さりありがとうございます!本日は、新卒1年目でなぜ「仕事もサッカーも全力」の環境を選択をしたのか、また実際にビジネスマンとサッカー選手の両立の生活を始めてみての率直な声を聞かせて下さい。早速ですが、みなさんのサッカーのキャリアと現職について改めて教えて下さい。
岩本:僕は、小学校から高校までは島根で、大学は福岡でサッカーをしていました。就職活動は東京で働くことを視野に行い、現在は人材業界で営業をしています。
鬼京:小1~ずっとサッカーを続けていて、大学ではプロを目指していましたが、怪我でその道は断念しました。ただ、関東のサッカーのレベル高さは感じていて、プロでなくてもサッカーを続けたい想いがあったので、東京で就職活動をしました。今は、会社は違いますが葵と同じ人材業界で営業をしています。
小倉:僕は、中学~高校までJEFのユースに所属していました。でも、プロへ上がれず大学に進学をしてサッカーを続けていました。大学ではプロを目指す傍らで教員免許を取得しました。大学卒業後もプロにはなれなかったんですが、どこかサッカーを諦めきれていないところもあり、少なからず上を目指せる環境でプレーを継続できるチームはどこかと思い今に至っています。現在は、専門商社の営業としてまずは現場を知るための業務と日々向き合っています。
外川:僕は、幼稚園からサッカーをしています。大学までずっとプロ目指していたんですが、自分自身を振り返った時に総合的に足りていない部分があると冷静に思った瞬間があって、その時にプロではない道を考えて、今は医療系のWeb広告営業をしています。
大学卒業後の「働く」という選択と品川CCへの入団
ープロでなくともサッカー中心の生活ができるクラブへの所属の選択肢があった一方で、ビジネスマンとサッカー選手の両立を掲げる品川CCになぜ入団を決意したのか、まずは、ビジネスマンとしての自立という視点からお話いただけますか。
外川:僕は、人生を意外と現実的に考えていたからかもしれないです。人生のライフイベントに対していくらくらいお金が必要なのかとか結構考えていて。大学時代もサッカーしながら比較的時給の高いアルバイトを紹介してもらって働いてました。だから「働く」って当然という感覚はずっとありましたね。今後僕が実現していきたいライフプランはアルバイトでは難しいかなと思ったので、ビジネスマンとしてきちんと自立できれば人生を充実させられると思ってサッカー中心ではない選択をしました。
岩本:中途半端にならないための選択かと思います。僕の周りにはずっとやってきたサッカーを大学卒業とともに辞めて、仕事にシフトチェンジすると決めビジネスマンだけの選択する人が多かったんですが、身にならない、やっぱり続けていたらよかったというような声も聞いていました。ビジネスマンとして中途半端になりたくない自分がいたので、両立してビジネスマンとしても自立しようという気持ちが大きかったです。
小倉:「働く(ビジネスマンとしての自立)」を意識したのは、大学3年生の年始ですね。単身赴任の父がこの時帰ってきて、たまたま二人になるタイミングがあったんですよ。その時に、兄がサッカーを大学で続けなかった理由を初めて聞いて。その一つに、僕がサッカーを続けるためということがあったのを知ったんです。確かに兄が大学でサッカーを続けないのはおかしいとは思っていたんですが、複雑でしたね。ただ、僕がサッカーをするうえでそれなりに家計には負担をかけていたと思います。それを知った以上、大学卒業してもまだプロを目指して僕だけが勝手にサッカーをやり続けるという選択をするのは違和感だったんですよね。これをきっかけに、ここでプロになれなかったら仕事をしようと決意しました。
鬼京:僕は、両親がサッカーを応援してくれつつも「働く」ことを考えるきっかけもくれていました。だから、両親に心配をかけないためにも就職活動はやろうと意識していましたね。プロを諦めるのは早いとも思いましたが、やり切ったと思えるタイミングがあったので、切り替えて就職活動をすることができました。その時に考えたのは、プロを目指すためにサッカーをするか、もしくはサッカーをライフワークとして継続するかの二択だと思って。今まで何不自由なくサッカーを続けさせてきてくれていた両親のためにも、僕は後者を選んでビジネスマンとして自立しながら応援してくれていたサッカーを続けている自分になれたら安心させてあげられるかなと思っています。
ーみなさんきっかけは違いますが「働く」ということに対する意識は高く持っていたんですね!そこからどう品川CCと繋がって入団を決意されたんでしょうか。
外川:大学の先輩の#5小木曽さん・#28東岡さんが所属していたのと、コーチが品川を推してくれたことがきっかけです。さっき話したような、僕の今後考えている人生やどうしていきたいかをコーチに相談した時に、品川をプロ以外でサッカーを全力で出来る環境だと言って紹介してくれましたね。他のチームでも働きながらサッカーができる環境というものはありましたが、品川の考える「働く」は本質に近いと思い、僕の考える人生の充実に繋がるイメージができたので入団を決めました。
小倉:就職活動でお世話になっていたエージェントの方に、吉田さんを紹介してもらいクラブの話を聞きました。仕事にもサッカーにも全力で向き合うからこそ、ビジネスマンとして自立していきながらもサッカーで上を目指せる可能性もゼロではない、実際にプロに上がった選手もいるという話を聞いて、品川に所属することで選択肢が広がることを感じ決めました。
鬼京:前提としてレベルの高い関東でプレーをしたい想いがありました。僕も、翔と同じく就職活動でお世話になっていたエージェントの方に吉田さんを紹介していただきました。お会いした時に吉田さんからストレートに「欲しい」と言ってもらい、自分自身も必要とされるそういうチームに行きたいと思っていたので、品川に決めました。
岩本:僕は、以前品川に所属していた選手の動画を見てその方に連絡をして、吉田さんを繋いでもらいました。就職活動する中で、僕もエージェントの方に相談をしていたんですが「デュアルキャリア」というワードを聞いて。「デュアルキャリア」についていろいろ調べて、チームを検索してを繰り返す中で品川とその選手の動画にたどり着きました。数あるチームの中でも、本気でデュアルキャリアを体現している選手が集まるチームだと思いましたし、その中でも日本一デュアルキャリアを体現している人を目指したいと思ったのがきっかけで入団を決めました。
仕事とサッカーの両立について
ー仕事とサッカーの両立が始まって約2カ月が経ちましたが、率直な感想をお聞かせください。
鬼京:慣れないこともあって正直きついこともありますが、やっぱりサッカーが好きと思う瞬間が多いですね!品川のマインドとスキルのレベルが高い中でやっていることが翌日の仕事のモチベーションになってます。
外川:正直両立をなめていましたね。スポーツしている人なら大丈夫だよと言われていたがそんなことないです(笑)まだ慣れないことばかりで苦しいことやストレスの溜まることも多い中ですが、サッカーで息抜きが出来ていることは間違いないですね。頭の中をリフレッシュできるというか。辛い状況でもやり続けることで成長できるという感覚はサッカーから学びましたし、仕事もやり続けることが大事と思って向き合えています。
岩本:社会人は思ってた以上に大変です(笑)でも、平日夜の練習に仕事帰りの同期や先輩達がスーツを着て集まってくることが刺激になって、明日もっと頑張ろうと思えてます。あと、両立を続けている先輩たちがどうしたら両立できるかを真剣にアドバイスしてくれる環境もありがたいですね。最近は、不規則になりがちな生活リズムの中での食事について#38稲積さんが工夫していることを教えてくれました。仕事、サッカー、プライベートにおいて、この環境にいるからこそ知れることって沢山あるので、大変ながら充実感の方が大きいです。
小倉:仕事が大変な反面サッカーの楽しさを実感できています!試合に最近出れていないもどかしさやプレッシャーもありますが、#52速水さんの真剣さが刺激になってますね。この前、#33土田さんと3人で熱くなりすぎてカフェで4時間話してました(笑)サッカーに行くために仕事も頑張らないと、と思うと仕事に対する向き合い方もかなりよくなったと感じています。
ー改めて、品川CCの良さとして感じている点はありますか。
小倉:人に恵まれていることですね。品川にいる人は、みんな仕事とサッカーを両立しているという前提があるので、悩みを持った時に共有できる仲間と思えるんです。大学時代のサッカー部のメンバーは、入学経路や入部目的も様々で真剣度の温度差が個々人であるような感じでした。今は、仕事でもサッカーでもいろんな経験をしている人が多いので、相談しがいがあって、成長を加速するようなアドバイスをもらえる機会が多いです。
鬼京:翔と同じですね。社会人の先輩の意見を身近で聞けることは、いい環境だなと思います。今まで学生時代では、最高で3つ上までの人としか関わる機会がなかったじゃないですか。まだそこまで大きな悩みはないですが、これから同じ仕事とサッカーの両立という環境でやっているから相談しやすいところはあると思います。あと、僕はよく#22関さん、#8里見さん、#14田中(康)さんと話していて、同じ職場ではないからこそ新しい価値観や意見に触れらることが、視野が広がるいい機会と感じています。
外川:二人と一緒ですね!仕事とサッカーの両立って、本当に体現しないと面白さや大変さが分からない中で、同じ状況のメンバーが沢山いて相談もできるしアドバイスをもらえる環境があるのは魅力だと思います。
岩本:こうやって熱く語れる同期がいることですね!(笑)あとは、選手だけでなくスタッフも本気になって仕事もサッカーも全力を体現していることですね。スタッフも本気で両立を体現しているチームってなかなかないですよ。吉田さん(GM)、タケ(広報)、サトリュウ(ホペイロ)の熱い想いも素敵ですね。これだけ本気の選手、スタッフがいることが品川のいいところと実感しています!
ー品川CCは本当に選手・スタッフ問わず熱い人たちの集団だと思います!たしかに新卒の皆さんにとって身近にビジネスマンとして選手としての先輩がいることは心強いですね!
今シーズンについて
ー今シーズン、仕事・サッカーともにどんな1年にしたいですか。
外川:サッカーでは、まずセカンドでレギュラーをとることです。今は、セカンドに所属しながらなかなか出場機会がない状況が続いているので。最終的には、トップで試合に出て関東昇格に貢献できるような選手になりたいと思っていますが、まずはですね。仕事では、周りのアドバイスを素直に吸収しながら愚直に行動して結果を残して、新卒の中で最速のプロモーションをしたいと思っています。仕事もサッカーもやらないと置いていかれる環境なので、努力と結果にこだわる1年にしたいです!
鬼京:サッカーでは、現状トップで試合に出させてもらっているので、とにかく関東昇格に貢献したいです。貢献するためにもしたたかに得点王を目指そうと思ってます(笑)仕事では、誠と一緒で同期の中で一番の結果を残したいですね。仕事とサッカーという2つのツールを上手く活かしながら、モチベーションやマインドを上手くコントロールして結果を残せる1年にしたいと思います!
岩本:「日本一のデュアルキャリアを体現している」をネタと言われないように頑張る1年にしたいです。仕事では結果や周りからの信頼などあらゆる面で評価を得ていきたいです。サッカーでは、セカンドで試合に出続けること。練習参加率を維持することは当たり前。本当に日本一に相応しいかを日々振り返りながら、日本一のデュアルキャリアの土台を築く1年にします!!
小倉:仕事もサッカーも「我慢と成長」がテーマだと思っています。仕事は分からないことだらけで、セカンドでは2節目以降試合に出れていない状態が続いていて。今の状況が少しでも良くなるように、次に繋げられる思考を鍛え意識しながら行動している最中です。仕事もサッカーも同じだと思って、やりたいことができる状態を作れるように、活躍までの我慢のプロセスを経験して成長するシーズンにしたいですね。
進路を考える大学生へのメッセージ
ー約1年前の自分を振り返って、卒業後の就職や進路を考える大学生にメッセージがあればお願いします!
外川:やりたいことを明確にしたうえで、逆算して早めにアクションすることが大事だと思います。もし、やりたいことがサッカーと仕事を両立することなら、品川はいい選択です!
小倉:今しかできないこと、やりたいことをトコトン真剣に突き詰めて欲しいです!
鬼京:やりたいことがあって迷っていることがあるなら、まずやってみる選択をして欲しいです。特にサッカーは今しかできないと僕は思っているので、少しでも続けたい気持ちがあるなら是非続けられる方法を探してみてください!
岩本:みんなが言ったこと全てですね!早めの行動、トコトン突き詰める気持ちを持ってやりたいことに挑戦して欲しいです!あとは、品川の人と話して欲しいです!何かあったら選手・スタッフ・クラブどこからでもいいので連絡ください、ですね!
ファンサポーターへのメッセージ
ー最後に、今シーズン品川CCを応援してくれているファンサポーターの皆さまへ熱いメッセージをお願いします!
鬼京:はじめに、いつも応援してくださりありがとうございます!みなさんの応援がいつも力になっています。1年目だからとは関係なく、チームの目標である関東昇格に貢献できるように日々精進していきたいと思います!これからも応援よろしくお願いします!
小倉:日頃から品川CCを応援して頂きありがとうございます。みなさんと一緒に喜べる瞬間を迎えるために日々全力で頑張っていきます!応援よろしくお願いします!!
岩本:いつも沢山の応援とサポートをありがとうございます!Jリーグでは声出し応援も始まるようなので、来年あたりにはサポーターの皆さんの声出し応援を聞けるのではないかとワクワクしてます!その時には関東リーグでプレーできているようにトップ、セカンド共に今シーズン頑張ります!これからも熱い応援よろしくお願いします!
外川:日頃から品川CCを応援して下さりありがとうございます!品川CCを応援して頂いている全ての方々へ感謝の気持ちを背負って、全力でプレーをします。皆で勝利を分かち合える時を楽しみにしています。さらなる応援をよろしくお願いします!
ー熱いメッセージをありがとうございます!新卒1年目の新加入選手として、品川CCの掲げる「仕事もサッカーも全力」なシーズンにして下さい!フレッシュで勢いのある活躍を期待してます!!