2022シーズンを振り返って〜主将インタビュー〜

2022シーズンを振り返って

今年1年間品川CC ブルザイズの選手をまとめてきた住谷優太主将に今シーズンの振り返りを聞いてみました。

広報担当:本日はよろしくお願いします!

住谷:お願いします!

広報担当:まずは今シーズン大きく振り返ってどんな1年だだったのか教えてください

住谷:結果的に1勝しかできなくて非常に悔しいシーズンだったというのが正直なところです。一番はリーグ初戦の警視庁イーグルス戦で、そこに勝てていればもう少し違う景色が見れたのではないかというのがずっと心に残っているシーズンですね。

広報担当:変えられたというのは流れとして、ということですか?

住谷:それもありますし、内容としても最後まで競っていて、前半はリードして折り返した試合だったのでそこで勝っていれば自分たちの春の取り組みに自信を持てただろうし、そういう部分でもあの試合がシーズンを分けたのかなとも思うのでそこが非常に残念ですね。

個人としてもキャプテン2年目だったので「今年こそは結果を出す」と決めて臨んでいたので本当に悔しいシーズンでした。

広報担当:八木さん然り、みなさん悔しいシーズンだったというのは共通ですね。続いては今シーズンについて順番にお伺いしたくて、まずは春季交流戦前「全勝優勝」を目標に掲げる中でどのような取り組みをしていましたか?

住谷:フィジカルの面ではしっかり取り組んでオーバーパワー(相手に力で勝っている)の状態をつくりだしたいというのがあってFacebookグループ内で選手同士がトレーニングを投稿しあったりするようなことをはじめました。

広報担当:まずはフィジカルづくりからはじめた。

住谷:そうですね。

広報担当:シーズンインから春季交流戦まで3ヶ月ほどあったと思いますがその取り組みの効果も含めた、春季交流戦2試合の感想を教えてください。

住谷:春季の2試合に関してはフィジカルの部分では負けてないというのが印象としてありました。僕含めて怪我人が多く、ベストメンバーで挑むことができずに振るわない結果になってしまいましたが、一定の取り組みの成果というものはあったなと感じました。

広報担当:八木さんも春を終えた時点ではさほど力の差を感じなかったし、全勝優勝の可能性も無くはないと仰っていました。

住谷:そうですね、怪我人が戻ってきてチームとしての熟練度が上がってきたら(全勝優勝が)みえてくるなと感じていました。

広報担当:そのように感じている中でチームの熟練度をあげつつ臨んだ秋季の初戦、警視庁イーグルス戦について改めてお伺いします。今振り返るとどのあたりに差を感じましたか?

住谷:前半リードして折り返して、後半追いつかれたプレーがパントキックのスナップミスとそこからのパンターの判断ミスが重なったことでした。それらは両方とも落ち着いていれば防げたミスだったので、どんな状況であっても対応できるようなシミュレーションや細部までこだわった取り組みと練習ができていれば変わったのかなと。

広報担当:細かいシチュエーションごとの対策が詰めきれていなかった。

住谷:はい。

広報担当:そんな初戦から4試合、なかなか勝てない苦しい試合が続きました。雰囲気が沈んで行きそうな中でキャプテンとしてどのようなことを意識してチームと接していましたか?

住谷:正直、あの期間は多分チームの中で僕が一番落ち込んでいて(笑)

僕の想像と違ってチームの雰囲気は落ちなくて、シーズン通して雰囲気は悪くならなかったですね。

チームのみんなにすごく救われました。

広報担当:そうなんですね

住谷:負けが続いていく中で参加者が減るわけでもなく、毎回全員が自分ができる準備をしている状況だったので「雰囲気を良くしよう」というよりは「もっと高い意識で練習しよう」というような声かけをしていました。

広報担当:初戦の反省である部分をより丁寧に詰めていくような声かけの意識でいたということですか?

住谷:そうですね。

広報担当:ありがとうございます。そのように1つずつ細部にこだわった取り組みをした結果、5試合めのサイクロンズ戦で初勝利を挙げた直後の率直な感想をお伺いしたいです。

住谷:うーん、難しいですね(笑)

広報担当:喜びはありましたか?

住谷:そうですね、勝った喜びはありましたがそれよりも安心感の方が大きかったと思います。

広報担当:八木さんのお話にもありましたが入れ替え戦にリーチがかかっていたこともありましたか?

住谷:入れ替え戦はいずれにしても可能性が高かったのでそれよりも白星を取れたという事実に対する安心感が大きかったです。品川CC ブルザイズになってから勝ててないというのが気になっていたので。名前が変わってから初勝利できたことが一番ですかね。

広報担当:それは大きいですよね。その品川CC合流という点についてもお伺いしたいのですが、去年と比べて活動や意識に変化はありましたか?

住谷:僕自身は主将だったこともあって品川CCのYouTubeに出させてもらったり等身大パネルに載せさせていただいたりしました。

広報担当:あのパネルはかっこよかったですね!

住谷:僕はあれがキャプテンやってて一番得したことだなと思います(笑)
人生でなかなかないと思うのでそれができて嬉しかったですね。

広報担当:そのように活動の幅が広がった部分はありますよね。

住谷:そうですね、それに加えてサッカーの試合を応援に行ったり、逆にきてもらったりという横の繋がりができたのは良かったです。
これから品川CCをもっと大きくしていきたいです。

広報担当:僕も入れ替え戦でスタンドにいたときにサッカーやバスケの選手の方々が品川CCフラッグを配ったりしてくれていて、お互いにそういう活動があるというのはすごく良いなと感じました。そういうのも含めて大きくなっていくと良いですよね。

住谷:そうですね、もっとお互いに色々やっていきたいですよね。

広報担当:そうですね!

では今入れ替え戦の話が出たのでその部分について、入れ替え戦が決まった時くらいからの気持ちについてお伺いしたいです。

住谷:まずサイクロンズ戦終わった時点で入れ替え戦の確率がかなり高い状況になってて、その時点で正直意識していました(笑)

残り全部勝っても入れ替え戦の可能性があるので僕がシーズン最後に残していけるものは「チームをX1 Areaに残すことだ」と考えるように変わりました。なので気持ちとして大きいのは「対戦相手どこになるんだろう」という感じです(笑)

広報担当:対戦相手は重要ですもんね(笑)
そういう意味で、BLUE THUNDERSに決まった時はどういう心境でしたか?

住谷:X2リーグでかなり勢いのあるチームで地域活動もしっかりしている。X2でのスコアも大差で勝ったりしていたのでそれなりに強いんだろうなというのがありました。

ただ試合前にスカウティングのために対戦相手の動画を見るんですけどその段階で不安はなくなっていて。自分達の方が強いと確信を持っていました。なので試合前の時点でかなり自信はありました。

広報担当:そうだったんですね!ありがとうございます。
ではそんな秋季リーグを振り返って改めてどんなシーズンだったか教えていただけますか?

住谷:何試合かは良い試合ができましたが、負けていますし、シーズンを通して足りていなかったなというのが正直なところです。

広報担当:足りないというのはどういう部分で特に感じましたか?

住谷:オーバーパワーも全部の試合では出来ず、力で負けている部分もかなりあったのでフィジカルの取り組みで足りてなかったなと。あとはディフェンスオフェンス共に自分たちのやりたいアメフトができてないことが多かったのでまだまだだったなと感じました。

広報担当:ありがとうございます。ではそんな2022シーズンを終えて2023シーズンに取り組みたいことや意気込みなどあればお願いします。

住谷:まずプレイヤーとしてはすごい活躍できたシーズンでもなかったので、まずは自分の成長にフォーカスしてゲームの流れを変えるビッグプレーを起こせるように努力していきたいです。チームとしてはここ数年、モチベーションの高い選手がかなり集まってきているのでさらにそのスタンダードを高めて勝てるチームを目指していきたいと思います。

広報担当:このオフシーズンでやりたいことはありますか?

住谷:今、品川CCでフラッグフットボールのチーム活動が始まっているので、時間のあるオフシーズンはそういう活動に皆で参加したりして、アメフトだけでなく地域や品川CC全体を盛り上げる活動に積極的に取り組んでいきたいです。

広報担当:では最後に今シーズン、品川CCブルザイズを応援して下さったファンの方に一言お願いします。

住谷:1年間応援ありがとうございました。結果は苦しいシーズンでしたが毎試合多くの方々がスタンドにきてくださっていたことが心強く、毎試合力溢れるプレーをすることができました。来シーズンは皆様の応援に結果を持って応えていきたいと思いますので来年も応援よろしくお願いします!

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