【キャリアデザイン部】退団を決意した選手たち~タイダン企画第一弾~

はじめに

こんにちは!キャリアデザイン部です。

今回はこれまでと少し違った企画で発信します!昨シーズンで品川CCを退団した杉山賢史さん(在籍期間:7年)、工藤将太朗さん(在籍期間:4年)、佐藤瑛亮さん(在籍期間:3年)の退団を決意したあの時と今、そしてこれからについて対談形式で語ってもらいました。長きに渡って仕事と品川での選手生活の両立を続けてきた彼らの退団決意は、品川CCを通じて得たもの、出会った仲間とこれからそれぞれが描く人生に近づくための決断だったと思わせてくれた対談。いい意味で良くも悪くも品川CCが彼らの人生に与えた影響を今だから話せることも含め語ってくれました。是非ご一読ください!

品川退団を決意をした理由

ーみなさん、お久しぶりです!今回はタイダン企画のためにお集まりいただきありがとうございます。今日は、品川CC在籍時を思い返しながらいろいろお話を聞かせてくださいね!

ーでは、早速この企画のタイトルにもあるタイダン(退団)を決意した時について教えてください。

佐藤:品川のチームとしての成長に自分自身が追いついていけなくなったんですよね。あとは、仕事と活動時間への折り合いがつかなくなったのもありますね。ただ、入団したころは必死で折り合いをつけようとしてたし、そういった考えが出てきた時点でそこまで熱量を持ててないんじゃないかと思ったんです。品川が強い組織になっていく中で、チームに対する中途半端さと自分自身の向き合い方の中途半端さを感じていたからっていうのが一番の理由ですかね。

工藤:そうだねー、俺も近いかな。昨シーズンキャプテンとしてチームを引っ張っていかなければいけない立場にもかかわらず、仕事への熱量が増す機会が度々あって、打ち込めば打ち込むほど練習に行けなかった。そういう状況を個人的に楽しめていなかったんだよね。キャプテンなのに行けてないことに対するスタッフやチームメイトへの気まずさ、なのに試合には出ているという罪悪感がずっとあったかな。正直言えば、今シーズンやる選択肢もありましたよ。転職して練習に行く、平日練習に行けるようにある程度仕事をセーブするとか考えましたけど、今の仕事の楽しさとやりがいを一番大事にしたいと思って。

杉山:他のチームにいきたかったからじゃないの?笑

工藤:いやいや(笑)品川を退団してから1ヶ月間サッカーをしなかった期間があるんですけど、すごい楽しかったんですよ。たぶん普通の社会人の生活なんですけど、平日仕事をして休日は家族や友人と出かけたり、ひとりの時間を楽しんだり。この数年で仕事やライフスタイルに大きな変化があって、その中での品川の優先順位が変わってきたんだと思います。もちろんいい意味で。そんな賢史くんはどうなんですか?

杉山:品川は超好き。でも、前より時間を費やしたい想いが薄れちゃったんだよね。俺、7シーズン在籍したんだけど、昨シーズンもいいところまでいって関東上がれなかったじゃん。あの後、次のシーズンどこまで本気でできるかを考えたんだよ。平日、土日の練習と試合が楽しくて仕方なかったのに、サッカーあるから何かができないっていう感情が出てくるようになって。仕事も落ち着いてきてサッカー以外でも何かしたいと思う時間が増えて、今の品川でやっていける本気レベルではないと思ったのが一番の理由だね。

佐藤:意外…

工藤:なんだかんだ続けると思ってましたよ!笑 

佐藤:7年在籍していたら、入団した時と今の品川って全然違うんじゃないですか?

杉山:全然違うよ。入団した時なんかサークルだった!平日練習なんてないし、土日の練習なんか5人しかいないとかあったし。だって、吉田さん(GM)が試合に出るくらいだよ(笑)でも、クラブが大きくなるとか強くなっていくことが嫌とかは全くなくて、逆にクラブが大きくなっていくことにはめっちゃワクワクしてた!あとさ、新卒1年目がちゃんと練習に来ていることに感心してた。俺の入団時ってサークルみたいな感じだったから、働いてお金もらって、遊び感覚で休日好きなサッカーできるとか最高じゃんって思ってやってたくらいだからさ。ほんと今の品川の若手選手はすごいと思うよ。

退団直後の心境

佐藤:喪失感よりもやり切った感かな。

杉山:やり切った感はもちろんあるんだけど、モヤモヤはあるよね。やっぱ関東上がりたかったからさ。 

工藤:賢史くんサッカー超好きだねー。俺は解放感がすごかった。平日の練習参加について吉田さんと何回もぶつかったし、途中から義務感が強くなっていた中での決断だったから。

杉山:たしかにきつそうだなって思ってみてたよ。 

工藤:仕事をもっと頑張りたいという想いが大きくなる機会が多くあった1年だったんだよね。自分が裁量もって自発的にやったことが評価に繋がったり、もっとできるんじゃないかと思っていろいろやっていると気づいたら仕事に費やす時間が増えて、結果サッカーの時間が減ってて。でも、品川がないと今の会社に出会えてなかったし、正直品川入団当初は仕事もサッカーも全力の意味が分からなかったんだよね。新卒3年目くらいまで平日は生活のために仕方なく仕事をしないといけないって感覚しかなかった。でも、品川のチームメイトとかかわる中でその考えが変わっていって今の会社に出会えて今の自分がいる。吉田さんには、ほんと感謝しかないですね。

杉山:品川のおかげでもっと働きたくなったんだ(笑)

工藤:そうそう!でも、吉田さんに褒められたのは最後だけだったな~(笑)

仕事・サッカー・プライベートの今シーズンについて

杉山:サッカーは好きだし基本ずっとしていたいから、退団後次の所属先(illmassive)をすぐに決めたよ。さっき言った今のライフスタイルや自分のしたいことの優先順位が叶えられるチームにね。日曜だけ試合、土曜はフリーが今の自分がサッカーを続けられる形だと思って今のチームに決めたかな。

佐藤:僕も賢史くんと同じチーム(illmassive)でサッカーは続けます!周りの友だちがライフイベントを経てなかなか時間が合わなくなっていく中で、できるだけ時間を作れる自分でいようと思って。 これまで会えなかった分、会おうと思ってます。

杉山:全然話変わるけど、今品川戻れって言われたら戻れないな(笑)練習風景やとか試合のSNS見てみんなすごいなと思ってる自分がいるもんね。昨シーズンまで、自分がそこにいたってことが信じられないくらい、みんなすごいよね。

工藤・佐藤:間違いない(笑)

工藤:俺も他チーム(FIFTYCLUB)でサッカーを続けます。サッカーでは、品川トップ・セカンドとの試合で本気でぶつかることですね!FIFTYでサッカーを続ける決断をした一番の理由は、品川のセカンドが一部に昇格したことなんで。仕事では、1つ階級上がったことで自分でコントロールできる時間が増えたってのもあって、その時間をいかにうまく使って自分自身が成長するかかな。 

杉山:瑛亮とかライフスタイルめっちゃ変わったんじゃない?

佐藤:そうですね!仕事はフリーになってサッカーは品川を退団したのでだいぶ変わりました。なので、次はサッカーを100%でやっていた学生時代の熱量を仕事に注ぐフェーズかなと。賢史くんは?

杉山:同棲を始めて犬二匹と楽しく充実した生活を送っているので、それをつづけることかな?心身ともに健康な生活をしようと思ってる(笑)

品川で得たものと今後への活かし方

佐藤:得られたものは自分自身の頑張れるキャパが広がったのとサッカーだけにとどまらない人脈ですね。平日は仕事後練習、土日は練習と試合という生活を経て、今の休みのない生活が苦痛でないです。体力的な疲労はないしフリーで活動するにあたっての当たり前レベルが品川での選手生活を通じて高まっていたなと実感しています。あとは、品川で出会ったチームメイトの中で、ビジネスでも一緒にやっていく仲間や退団後もサッカーが一緒にできる仲間ができたこと、大学時代の友人と再会できたことなど数えきれないですね。

杉山:サッカーで繋がる輪のすごさを実感しましたね。相手チームにも知り合いがいたり、先輩後輩の繋がりが仕事やプライベートに繋がったり、お陰で仕事以外のコミュニティを持てている。俺とか、社会人になったら自分自身プータローになると思ったけど、品川に出会えたことでまともなキャリア形成ができたと思ってる。あと体型も維持できてるね(笑)

工藤:俺は、仕事のやりがい、仕事が楽しめる感覚を気づかされたことかな。仕事が苦でない人の意味がほんとに理解できなかったんだよね。品川に入っていなかったら今も仕事とどう向き合っていたか分からないし考えると怖いよ。仕事のやりがいは自分で見つけるものだということを、品川のチームメイトと話したりコミュニケーションをとる中で知って、今の仕事を楽しいと思えている自分がいるんだと思う。

 ー品川で得られるものって本当に幅広いなっとスタッフの立場でも思います。今後、どう活かしていきたいと思うことがあれば教えてください。

工藤:品川で得たものをフルに活かしながら仕事で成長していくことだね!俺は品川って組織を社会の縮図だと捉えてて。だから、その中で幅広い年齢層やあらゆるバックボーンを持った人と信頼を築くことや、キャプテンとしてどうあるべきかを考え行動してきた経験を今度は今の会社でビジネスマンとしてフルに活かして成長したいかな。特に吉田さんとのコミュニケーションでは毎回毎回鍛えられたな~(笑)

杉山:そんなところまで考えていなかったな(笑)工藤君の話聞いてやっべと思ったのが正直なところだけど、 キャプテンだったってのは大きいよね。俺がキャプテンだったらやばいと思う。学生のチームよりも社会人チームの方がキャプテンの在り方って難しいじゃん。それぞれのライフスタイルがあって、目標に対する温度感がある中でそんなことまで考えていたんだと思ったらほんとすごいと思った。

工藤:距離を感じることが多かったですよね。今だから言いますけど、超悩んでましたよ。今日品川に来て楽しかったなぁ、って思って帰ってもらうことはキャプテンとして徹底したいと思ってた。いろいろ違う中でも結局サッカーが好きだから集まっていってことだけは共通していると思っていたんで。目指すところが別々だとしたときに、何でみんなここにいるのかを問うた方がよいと思った。結局、仕事も同じな気がするんだよね。

佐藤:たしかにせっかく集まっているのに楽しんでない人がいたら気になってたなぁ。

工藤:チーム内でこっちに所属したいみたいな感情が出てくるのは違和感だし、残念だしね。そういう状況はどうにかしたいと思っていたし、総じて品川っていうクラブが好きなんでしょうね(笑)

佐藤:品川で感じた自分自身の可能性を信じながら今の仕事を頑張りたいですね。品川入団当初、レベルの高さに圧倒されたのを覚えてて。トップからセカンドを経験して、またトップに戻れた時に可能性を感じたんですよ。品川では、サッカーの技術以外にもこの年でもまだ成長できたという自信や成功体験を経験させてもらって、まだまだ新しいことにチャレンジできると思って今のキャリア選択になっているからこそ、これからもチャレンジ精神をもって成長していきたいです。

杉山:社会人になっても7シーズンサッカーを続ける環境を与えてくれた品川のおかげで個人的には人生の充実に繋がっているので、ある程度サッカー続けると思うね。その中で広がった輪で仕事をしていけたら嬉しいかな。堅く仕事をするのは得意じゃないからこそ、ここで繋がった人たちとの繋がりを大事にしながら充実感を増していきたいと思ってる。

佐藤:サッカーはどんな感じで続けていくんですか?

杉山:やっぱプレイヤーだね~!あと、小さい子に教えることにも興味持ち始めている。甥っ子とサッカーするのが楽しいんだよね。感覚的な言葉で教えるのは嫌だから、ちゃんとその部分を伝えられるような自分になれた時にはやってみたいと思ってる!

杉山・工藤・佐藤:かずおさんとかマジすごかったよね!笑

今後の目標

工藤:サッカーは品川との公式戦を全力で楽しみたいです!全力で勝ちにいきます(笑)仕事は1年以内に役職をワンランク上げること、プライベートは30歳までに家を買うことですね!

佐藤:サッカーは明らかに練習量が落ちている状態で品川に勝つこと(笑)お世話になった品川に対して、OB会を立ち上げて品川退団後のキャリアを描きやすくなるような何かを生みだしたいと思ってます。仕事では過去在籍していた選手の中に、こんなに仕事頑張っている人がいるんだというロールモデルになりたいかな。瑛亮みたいになりたいと思ってもらえる人になりたいですね。品川に所属している人が輝いて見えるからこそ、自分自身負けないように頑張りたいです。

杉山:サッカーは、クライツクカップでのまず一勝と品川CCセカンドとの試合を楽しむことです!あとは、4月に品川のダービー戦を見に行くこと!仕事は、品川がどんどん昇格していく過程でのグッズ製作を受注すること。そのためにも、今シーズンの関東社会人サッカー大会への出場は必須でお願いしたいです!笑

品川の選手へのメッセージ

杉山:お久しぶりです!4月の品川ダービーとても楽しみにしています!どんどんチームが大きくなる中で、トップ・セカンド共に1部リーグで競えることは僕が入団した当初には考えられませんでした。仕事×サッカーを全力で取り組む中で色々な葛藤や思いが出てくると思いますが、社会人でも熱く試合をして勝利を仲間と分かち合えることはとても素晴らしいことだと思います。プレイヤーから品川を応援する側になりましたが、今年こそは関東昇格、吉田さんの胴上げを楽しみにしています!頑張ってください!!

工藤:改めて4年間一緒にサッカーができてとても楽しかったです!辞めて気付いた事は品川で仕事とサッカーを両立してることはそれだけでもすごいことなのでぜひ自信を持ってください!!
リーグ戦ではどうぞよろしくお願いします!

佐藤:改めて、皆さんと一緒にサッカーできてよかったと本当に思っています。ありがとうございました!品川を通して出会えたご縁は大切にしたいと思っていますので、今後もサッカーや仕事を通してまたお会いできたら嬉しいと思います!品川でのサッカーと仕事の両立は多くの犠牲を伴うこともあるかもしれません。その分、やりがいと充実感含め多くのことを学べました。本当に品川でサッカーをやれて良かったと思っています。関東昇格に向けて頑張ってください!

ー本日はありがとうございました!また、試合会場でお会いしましょう!

さいごに

品川CCが仕事もサッカーも全力なクラブだからこその退団の決意が垣間見られた一方で、在籍期間の経験がその決意をポジティブに後押ししているような印象でした。クラブとしても、みなさんの今後のご活躍を楽しみにしています!

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