仕事もサッカーも全力の選択をした選手たち~後半~

はじめに

こんにちは!キャリアデザイン部です。

前回に引き続き、今期品川CCへの入団を決意した3名の選手のインタビューを発信します!後半は、#14田中康平選手・#21上野賢人選手・伴武宏選手です。三選手ともにVONDS市原から品川CCへ移籍し、仕事もサッカーも全力のキャリアを歩み始めた選手です。

前所属チームは同じながらも年齢はバラバラな三選手。このタイミングで品川CCの入団を決めた理由とは。サッカーに対する想い、今後のキャリアに対する考え、そして今回の決断に至ったプロセスを語ってくれました。是非、ご一読ください!

品川CCとの出会い~入団決意

ー今シーズン、みなさんと一緒に品川CCとして戦っていけることを大変嬉しく思います!早速ではございますが、品川CCを知ったきっかけを教えてください。

上野:品川のことは、実は結構前から知ってました。横浜創学館高校出身なんですが、当時の先輩がビジネスマンをしながらサッカーを続けているのを知っていて。その先輩たちが所属していたのが品川だったんですよ。ただ、当時は知っている程度でした。

伴:僕は、大卒でプロを目指してずっとやってました。でも、それが叶わず、ただまだプロを諦めたくなかったので、昇格を第一の目標に掲げている前所属チームを選択しプレーさせて頂いてました。チームが、サッカーメインの生活ができるワークスタイルの仕事を用意して下さり、プロを目指していた当時の僕にとっては申し分ない環境だったと思います。ただ、その生活を過ごす中でサッカーでプロを目指すということに対するプライオリティーが下がってきたのを感じていて。その時に、一昨年まで品川に所属していた選手に吉田さん(GM)を紹介してもらったのが品川との最初の出会いです。

田中:大学4年の時には、品川CCの存在は知っていました。僕は、日本体育大学出身なんですけど日体大から品川CCに入団している選手って多いですよね?ただ、どんなチームかまではそこまで知らなかったです。

ーみなさん、品川CCに所属しているもしくは所属していた選手を通じてチームのことは知ってくださっていたんですね!そこから、入団の決意に至るまでの経緯をお話しいただけますか。

上野:僕の中で25歳でどの位置にいるかで上を目指せるかそうでないかのモノサシ的なものがあったんですよね。だから、昨年まではサッカーを1本でやると決めて全力でやってました。でも、25歳になって一度立ち止まって考えた時に、僕のモノサシでいうサッカーで上を目指すだけの選択ではなく、ここで社会人経験をしておくべきだと思ったんですよね。その時に、先輩のことを思い出して吉田さんを紹介してもらいました。このタイミングで、社会人としても自立していこうと思って入団を決めました。

伴:先ほど、サッカーに対するプライオリティーが下がってきたのを感じていたという話をしたんですが、これまでにサッカーに感じない感情が芽生えてきたことが違和感でしかありませんでした。その時から、僕の中でのサッカーという競技に対する想いが、上を目指す競技というものから違うものに変わっていっていることを感じていて。今までサッカーを頑張ってると意識してきたことはなかったんですが、重い腰上げないとサッカーに行けなくなったんです。入団当初の僕はサッカーが一番、そのための仕事というクラブの方向性と合致する考えを持っていたのですが、1年過ごす中で少しずつ変わってしまったことがその理由だと思いました。じゃあ、1年で変わった自分の考えや想いって何なのかを考えましたね。その結果、まずは仕事でしっかり立てる自分になって、そのうえでサッカーに全力を尽くしたい、つまり品川の目指すスタイルだったんです。

田中:品川への入団は、偶然が二つ重なって縁を感じて決めました。VONDSを退団して今後を考えていた時に、日体大の友人の結婚式で啓佑(#20伊藤啓佑)に再会して。結構その時本音で自分の状況や想いを話したのを覚えています。そしたら啓佑が、入団するとかしないとか関係なく吉田さん(GM)と話するだけでもためになるって言ってくれたんですよね。その後、吉田さんからいろいろとお話を伺う機会を頂いて。吉田さんのお話の中でシンプルに「サッカーと仕事を全力でする」ということを面白いと思ってしまったんですよね。他チームの選択肢もありましたが、その言葉を受けてやっと少し先の自分を考えられたというか。でも、上を目指すことをまだ諦めきれない自分もいて、トライアウトを受けていたのも事実です。そこで、もう一つの偶然があって。ある方がトライアウト会場で僕に興味を持ってくれたんですが、その方が品川CCの前強化担当の江徳さんだったんです。お互い何も知らない中で、トライアウト会場で繋がったのはもう縁だなと思いました。今より上を目指すことへの限界を受け入れられたのと同時に、どうせやるならちゃんと働きたいという想いが強く出てきて入団を決めました。

ビジネスマンとしての生活を始めて

田中選手は飲食系のWEB広告営業、上野選手は医療系のWEB広告営業、伴選手は人材系の広告営業としてビジネスマンのキャリアを歩み始めたと伺っています。少し遡って、就職活動はいかがでしたか?

伴:自分の強みが何か就活の軸が何か等、学生時代やってこなかったことを1カ月でやった感じですね。その中でも印象に残っている出来事があって。選考を受ける中で「なぜそんなに強い覚悟をもってサッカーの道に進んだのに、1年で辞めて他の道にいくんですか」って言われたことがあるんです。この質問は、初めは戸惑いましたが僕にとって自分の現在地や気持ちを整理するためのいい機会になりましたね。最終的に今の会社に入社を決め、実際に切磋琢磨しながら仕事で向上心を持って打ち込める環境があることはすごく僕の刺激になってます。

田中:就活やってこなかったことが浮き彫りになって大変でしたね。僕も就職活動を通じて、印象に残っている質問があって。「大学卒業後、4年間サッカーだけでやってきたと思うんですが、なぜこのタイミングで就職しようと思ったのか」という質問なんですが。初めは何て答えていいのか分からなかったんですが、転職のきっかけ、サッカー選手で戦うことに限界を感じた想い、サッカー以外にも何か挑戦したいと思うようになったということを言語化する中で、自分自身の整理が出来ていい機会になったなと今思います。

上野:僕は、数社受けたうえで今の会社に決めました。選考を受ける中で一番大変だったのは、一つの質問の答えに対して「なんで、どうして」を何度も聞かれそれに対して答えることでしたね。もちろん準備はしていたんですが、難しかったですね。でも、一つのことに対してそういった思考を巡らせることは、就職活動だけでなくあらゆる場面で大切だなと思いました。

ー就職活動を通じて気づいたことや得たことも多かったんですね。実際、ビジネスマンとしての生活はいかがですか。

上野:スピード感の速さを体感しています。僕の会社はベンチャー気質で、自分から情報や知りたいことを取りに行く姿勢が必要不可欠というか。インプットしてアウトプットするではなく、インプットとアウトプットをほぼ同時に行いながら、失敗からも学び覚えていくって感じですね。こういった環境の中で、一番大事なのはコミュニケーションだと思うんです。その点に関して、サッカーでやってきたコミュニケーションがすごく活かせていますね。いろんな人に聞きにいくスタンス、何気ない会話から得られる情報があると思い積極的に周りと関わっていくことが自然にできることは、サッカーで意識してきたからこそ今ビジネスマンでもプラスに働いていることと思いますね。

田中:苦戦していますね(笑)同期が全員中途入社なので、ある程度のビジネス経験があって。PC操作やドキュメントの作成などビジネスマンとしての基本を周りは当たり前に出来るのに、僕は出来ないしまずは知ることから始まるんです。初めは聞くことを躊躇してましたが、当たり前が出来ないことをこれまでの経歴も含め周りに自己開示をしてから少し楽になりましたね。周りが今の僕を理解してくれて、優しく教えてくれるからこそ早く追いついていけるように今は尽くしたいです。

伴選手:覚えることが多くて大変ですね(笑)個人に目標があるのでいい意味でプレッシャーを感じてます。目標を持って結果を出すために日々何をするかを考え行動するというプロセスはサッカーと同じですし、サッカーを全力でやってきたからこそ周りよりも打たれ強さには自信があるので、サッカーをやってきてよかったと改めて思いますね。

これまでの選択を振り返ってみて

ー改めて、みなさんにとってのサッカーはどんな位置づけになっていますか。

伴:伴武宏っていう人間に標準搭載されているものって感じです!笑 幼稚園からずっとサッカーをしてきてサッカーのない人生が考えられないですね。でも、今回の選択を通じて自分のライフスタイルや実現したいキャリアによって関わり方や頻度は変わるということに気づきました。今は、体力的にも気持ち的にも仕事もサッカーも全力という状態が僕にとってのベストだったから品川という選択になりました。

田中:僕の人生をより充実させてくれている手段だと思います。例えば、サッカーを通じて広がる人との繋がりはすごいと思いますし、サッカーがあることによって時間の使い方を考えたり、仕事で何か上手くいかないことがあってもリフレッシュできて翌日からまた頑張れたり。だから、これからも続けていきたいですね。

上野:リフレッシュ要素が大きいですね。僕にとってのリフレッシュは、勝つことにこだわって全力でプレーすることなので、品川はいい環境だと思っています。今回の新しい選択とともに仕事とサッカーのバランスを整えているところではありますが、恵まれた環境に感謝しながらこれまで通り全力でサッカーをしていきたいです。

ーこれまでの選択を振り返ってみて、気づいたことや思ったことがあれば教えてください。

伴:大学4年生だったら、今の想いや気持ちを大事にした選択がいいと思います。大学卒業後、全力でサッカーをやってどこかのタイミングで就職することは可能だと思いますが、逆は難しいと思うんですよね。ただ、人生軸で少し先をどこまで考えられるかということは大事かなと。メリットやデメリットを分かったうえで、自分自身の価値観による選択であれば、どんな選択でも責任を持ちながら充実感を得られる人生になると思うんで。

上野:想いや夢を大事に突き進むことも大事だと思います。ただ、今の選択によって将来の選択肢の範囲が狭まってしまわないか、それが自分にとってマイナスではないかを選択前に一度立ち止まって考えてみて欲しいですね。マイナスがなければ、その選択を信じて突き進んだ方がいいと思います。

田中:大学卒業してまだサッカーしたいならすべきかなと。僕自身が大学時代ずっとBチームで、関東サッカーリーグで1分も出てなかったんです。それでも、サッカーで上を目指したくて少しでも可能性があるならと思って続ける選択をして、実際にサッカーだけで生活できるチームに所属できました。だから、今の気持ちに正直に従って挑戦してほしい気持ちはあります。ただ、今の僕と同年代だったらみんなと同じ考えで、少し先を考えたうえでの選択がいいかなと思います。僕はサッカー以外にも何か挑戦してみたいという気持ちがあって。今年27歳という年齢も考えたうえで、僕の価値観として挑戦するには今しかないと思ったので今回の選択をしました。人それぞれの価値観があるからこそちゃんとそこを踏まえての選択肢であれば、何があっても自分と向き合えると思いますね。

ーでは、最後に今後について今思っていることをお話ください!

伴:サッカーでもビジネスでも周りの安心材料になれる人になりたいですね!サッカーでは、センターバックとして攻撃の人が何も気にしないような役割を果たしていきたいと思います。ビジネスマンとしては、まずは信頼される人を目指しながら結果にもこだわっていきたいですね。

上野:サッカーで成し遂げられなかった悔しさを仕事にぶつけていきたいと思っています。ビジネスマンとしては、とにかく数字を出して会社に貢献していきたいです。サッカーでは、品川の選手と切磋琢磨しながら上を目指していきたいです!

田中:サッカーは、全力でプレーしながらしっかり結果を出して関東リーグ昇格を実現したいと思います。選手全員が仕事をしながらプレーをしている前提があるからこそ、勝って品川というチームをもっと注目してもらえたら嬉しいですね。ビジネスマンとしては、多くの人から信頼される人を目指したいです。今はビジネス作法から覚える段階ですが、自分の努力次第で圧倒的な成長は可能だと思うので前向きに努力を続けていきたいと思います!

ファンサポーターへのメッセージ

上野:仕事とサッカーを全力で取り組んでいる僕達の熱いプレーを観に会場に是非足を運びに来てください!関東昇格に向けて全力で頑張ります!

田中:日頃から品川CCの応援ありがとうございます!試合会場での応援やSNSのコメント等、とても力をもらっています!昇格の瞬間を皆さんと喜ぶことができるよう、全力でプレーすることを忘れず頑張ります!

伴:改めまして、今年加入した伴です!観に来てくださった方の明日の糧となるような、そんな試合をチーム全員で作り上げていきます!応援よろしくお願いします!!

ー素敵なメッセージありがとうございます!品川CCの選手として、またビジネスマンとしてのみなさんのご活躍を期待しています!今シーズン品川CC全員で勝利を掴みに行きましょう!!