仕事もサッカーも全力の選択をした選手たち~前半~

はじめに

こんにちは!キャリアデザイン部です。

今回は、今期仕事もサッカーも全力のキャリアを実現するために品川CCへの入団を決めた5名の選手にインタビューをしました!

前半は、今シーズン加入そしてキャプテンを務める#9田中貴大選手と#15岡佳樹選手です。

様々な選択肢があった中で、今後のキャリアを考えこのタイミングでビジネスマンとサッカー選手の両立を決意し走り始めた2人!

品川CC入団決意の背景から今ビジネスマンとして走り始めて感じること、2人にとって仕事とサッカーの両立する意義を語ってくれました。是非、ご一読ください!

品川CCとの出会い~入団決意

ー今シーズンお二人が品川CCに加入してくださったことをとても嬉しく思っています!早速ですが、品川CCを知ったきっかけを教えてください。

田中:僕は今年29歳になるんですけど、年齢を重ねるにつれ自身のセカンドキャリアについては考えていたんです。

ただ、サッカーより興味を持てる何かが見つからなくて。いきなりサッカーを辞めることは絶対できないと思っていて、サッカーとセカンドキャリアに繋がる何かを両立しながら、ライフステージに合わせてサッカーの比率を抑えていけたらと考えていたんです。

でも、それが何かも分からないし、どうやったら実現できるかも分からなかったので、とりあえずこの考えや想いを周りに話していたんです。そしたら、吉田さん(GM)に繋がって、それが最初のきっかけですね。

岡:僕は、トライアウトの会場ですね。何度かの戦力外通告を経験する中で、いつかサッカー以外の仕事をせざるを得ないことは分かっていました。だから、いろんなビジネスマンの方の話を聞いてましたし。

でも、貴大くんと同じでピンとくるものがなく、結局セカンドキャリアについて何か行動を起こさないとと思っていても何も進んでいない状態が続いてたんですよ。

だからサッカーを続けることしか考えられなくて、トライアウトに参加するためにいた会場で吉田さんに声をかけて頂いたのが最初ですね。

ーお二人とも吉田さんがきっかけだったんですね!他のチームという選択肢もあったと伺っているのですが、その中で品川CC入団の決め手になったものは何だったんでしょうか。

田中:クラブの考えに共感できたことと、品川を通じてサッカーと同じくらいやりがいを感じられそうな仕事に出会えたからですね

入団を決意するまで、1~2カ月吉田さんと結構連絡をとっていました。

しつこいって思われてたかもしれないです(笑) でも、さっき僕が言ったサッカーとセカンドキャリアに繋がる何かを両立しながら、少しずつサッカーからセカンドキャリアへ移行していける場所なのかどうかを本気で知りたくて。

うまく言語化できなかったんですけど、僕が言っていることって品川の掲げている1.5キャリアと同じ考えだと思いました。あと、これまでサッカー以外に興味を持てることってほんとなかったのに、品川を通じて出会った会社の方の話を聞いた時に、初めてサッカー以外で少しワクワクできたんです!

サッカーに注いできた熱量や向上心を、仕事に使って成長できたら自分はどうなるんだろうと思って。その会社からご縁を頂き就職が決まったことも品川入団を決めた大きな理由です。今だから言えますけど、ご縁を頂けてなかったらまたサッカーにしか興味持てなくなっていて、サッカー中心の生活ができる他のチームに行っていたかもしれないです。

岡:僕は、吉田さんの一言ですね。

正直、貴大さんみたいにサッカーと同じくらい興味が持てそうなものは見つからなくて。でも、そんな僕に吉田さんが「今したいことがなくてもやっていく中で見つかる」って言ってくれたんです。その言葉で、品川でサッカーと仕事を全力でしていたら、いつかしたいことが見つかるかもしれないと思えたのが、大きかったですね。

ーチームを決めるにあたって周りに相談はされましたか。

田中・岡:しましたね。

岡:相談しましたが、最後は自分で決めました。

戦力外通告と契約満了を経験して、将来を考えるタイミングは多くあって、今はサッカーだけというよりも社会になじむことを優先的にしたかった、というのが最終的な答えでしたね。

田中:ありがたいことに、まだサッカー中心に人生を考えてもいいんじゃないかと言われることが多かったです。

一方で、まだいけると思うけど今後のキャリアを考えた選択という考え方も大事だねと言って下さる方もいて。その中で今の僕に響いた言葉が「30歳超えて社会人経験がないっていうのは、現実的にいろいろ厳しいこともあると思うよ」でした。

この言葉を受けて少し冷静に先のことを考えられました。今後、自分がどんな人生を望んでいるかを考えると、今社会人経験を積むということは僕にとっては大事だという結論に至りました。

ビジネスマンとサッカー選手の両立へ

ービジネスマンとしての自立も求められるチームということで、今回就職活動もされたかと思います。率直にいかがでしたか。

田中:僕は、幸いにもそこまで大変だったなと感じたことはなかったです。

唯一、言葉遣いの壁は大きかったですね(笑)

体育会系でずっときたので、正しい言葉遣いができているのか、できていないのか。ふとした時に語尾が砕けてしまったり。

だからこそ、サッカーをやっていた時から、目の前のことだけではなくいつかこういう日が来ることを意識しながら視点をもって取り組むことって大事だなと、就職活動を通じて思いました。

岡:貴大さんしゃべり上手いですもんね、うらやましいです(笑)

僕は、めっちゃ苦労した方ですね。自分をアピールすることが苦手だし、予想していなかった質問が来たら言葉が詰まって話せなかったり。

あと、パソコンのことにある程度触っていたらよかったなって思うこともありました。ただ、後悔しても仕方ないんで、これからどうやって追いついていくかを考えないとと思って、今と向き合っています。

 

ー今、サッカーを本気でやってきたことがビジネスマンとして働く中でプラスに働いていることはありますか?

田中:勝つとか成功するためのメンタルと行動のコントロールですかね。

サッカーは、毎週のように勝ち負けがあって、負けても次も勝たないといけないという一週間があって。喜怒哀楽の波は人一倍経験していると思います。

今、ビジネスマンとして働き始めて出来ないことがあったり失敗をしても、次は出来るように成功するように何ができるかの思考を持って行動を起こせることは、プラスになっていると思います。

岡:素直にアドバイスを求めていくスタンスですね。

サッカーを始めた当初は、周りの目が気になったり雰囲気を壊してはいけないと思って聞けないことの方が多かったんですよ。でも、自分自身の成長を振り返った時に、必ず誰かのアドバイスがあったんです。

僕が、他の人よりもスピード感を持って成長するには、周りの目を気にして生きるよりも、素直に質問したりアドバイスを積極的にもらいに行くことが大事だと思って。

今、ビジネスマンとしてもエンジニアとしても分からないことが多い中で、素直にアドバイスを求めにいけているのはサッカーでの経験があったからだと思います。

ビジネスマンとしてのキャリアを歩み始めて

ー田中選手は医療系営業職、岡選手はエンジニアで日々奮闘中と聞いてますが、ビジネスマンとしての生活はいかがですか。

岡:大変ですね(笑)エンジニアって、まずは覚えることが多くて。

システム運用の流れを覚えたり、プログラミングができるようになるためにはインプットとアウトプットを何度も繰り返すことが必要ですし。でも、日々出来ることが増える楽しみもあると思います。とはいえ、まだまだ大変だなと思うことの方が多いですね。

田中:僕は、いい意味で吹っ切れてますね!

そもそも、ビジネスマンとしてはマイナスのスタートだと思っていて。

だからこそ、いろんなことをゲーム感覚で楽しめてるかもしれないです。

例えば、みんなは理解して出来ている中で自分だけ分からず出来ないことがあった時に、新しいことができるようになった、知らないことを知れたって思ってます(笑)

周りと比べるんじゃなくて自分と戦っている感じ。もちろん、不安も沢山ありますけど、マイナスをゼロにしていくための努力が楽しいですね!

ー何か新しいことを始めた時って、初めは大変なことが多いですよね。今、仕事だけでも大変だと思いますが、仕事に加えて品川CCでのサッカーをプレーすることはお二人にとってどんな意味をなしていますか。

田中:充実感と幸福感をくれてますね

さっき、仕事をゲーム感覚で楽しめてるって話をしましたが、サッカーを辞めていたら多分何で出来ないんだと思うことしかなくて落ち込んでいたかもしれないです。

仕事においてはまだ出来ないことが多いけど、ずっとやってきた分サッカーには得意なことや出来ることがあるって思える瞬間があって。出来ることがある、周りが求めてくれている場所があるって、体力的にきついとか自由な時間がないってことよりも、今の僕にとっては大事だなって思います。だから、仕事にも前向きになれてます。

岡:息抜きかつ仲間がいる場所ですね

今、たしかに仕事は大変ですが、サッカーがなかったらめっちゃ残業して勉強をしていると思います。負けず嫌いとか真面目な性格が裏目に出て、無理をして働くことを正しいと思って働いていた可能性はありますね。

もちろん勉強はしないといけないんですが、サッカーがあるからこそ時間を意識して仕事と向き合えていると思います。

ー大変ながらも品川CCがお二人のプラスになる要素になっていることが嬉しいです!

今後について

―品川の選手としてもビジネスマンとしても新しいチャレンジが始まったところではあるかと思いますが、今後について考えていることを教えてください!

岡:将来的には何か手に職をつけてという気持ちがあるので、今の仕事をまず頑張ってSEを目指してみたいと思っています。

サッカーでは、チームの目標である関東昇格に少しでも貢献したいですね。

仕事もサッカーも全力で楽しむために前提怪我には気を付けながら、早く周りと同等の立場で話せるように自分自身の成長スピードを加速させたいと思います!

 

田中:まだスタートラインにも立てていないと思うので、明確にこうなりたいという答えは難しいですが、1.5キャリアのモデルになりたいとは思っていますね。

仕事、サッカー、プライベートも全力で楽しんでいる自分を見せていきたいと。

セカンドキャリアは、多くの人がぶつかる壁だと思うので、自分自身がサッカーも仕事も楽しんでる人になって、セカンドキャリアは壁ではなく、より人生を充実させる選択機会だとポジティブな言葉のイメージに変えられるような人を目指したいと思います!

ー今期仕事と品川での成長と活躍が楽しみです!最後に、今期チームの中でどんな選手になっていきたいか教えてください!

岡:勝ちにこだわる姿勢を持ちながらサッカーを全力で楽しんでいる選手です!

田中:頼られる存在です!あいつがいるからと周りの士気を上げられる選手になっていきたいです!

岡:もうなってますよ!笑

ファンサポーターへのメッセージ

ー品川CCに熱い声援を送って下さっているファンサポーターの皆さまにメッセージをお願いします!

岡:チーム一丸となって全力で楽しんで昇格できるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします!

田中:いつも応援ありがとうございます!

品川CCを応援して頂いている全ての方々へ感謝の気持ちを背負って、楽しむことを忘れずに全力でプレーします!品川CCで沢山の笑顔を作りましょう!

ー素敵なメッセージありがとうございます!選手・スタッフ全員で今シーズンを駆け抜けましょう!お二人の活躍を期待してます!!

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