新卒一年目 「株式会社品川カルチャークラブ入社」の決意~関東学院大学4年 島津晏実~

はじめに

こんにちは!キャリアデザイン部です。

今回は株式会社品川カルチャークラブ(以下、品川CC、品川)初の新卒採用で、入社を決意した島津晏実さんにインタビュー!

本当にしたい仕事に就くために「新卒は品川CCで」と入社を決めた彼女の夢に対する熱い想い、また就職活動で感じた夢と現実のギャップ、それでも夢を諦めないその理由など、想いのままに語ってくれました!本当にやりたいことを出来る自分になるためには、少し立ち止まって考えることや少しの遠回りは必要なのかも、そんなことを思わせてくれる内容です。是非、ご一読ください!

サッカーと私

ーこんにちは!品川CCへの入社おめでとうございます!新卒採用は、品川CCとしても初の試みということで、入社までの経緯やどういった仕事を担っていくのかも含めて、いろいろ教えてください!まずは、自己紹介をお願いします。

島津:この度、品川CCに新卒として入社することになりました島津晏実です。現在は、関東学院大学経営学部に在籍する大学4年生です。サッカー部のマネージャーをしながら、特にスポーツビジネスを中心に学んでいます。いつか幼い頃から応援し続けている川崎フロンターレ(以下、フロンターレ)で働くことが私の目標です。品川CCでは、運営に携わる業務全般を担いながら、法人向け営業の両立をしていきます!本日はよろしくお願いします!

ーこちらこそよろしくお願いします!新卒で品川CCへの入社という選択、将来フロンターレで働きたいという夢ともに大変興味深いです!幼い頃からサッカーは身近なものだったんですか?

島津:私、地元が川崎なのですが、両親がフロンターレのサポーターで。幼い頃から週末は家族で試合観戦、フロンターレのアウェイ戦を観戦しに行くことが家族旅行だったんです。サッカー、中でもフロンターレは身近で人生の一部でした。

ー家族旅行がアウェイ戦の観戦はなかなかですね(笑)サッカーを観る側から携わる側に興味を持ち始めたきっかけは何だったんでしょか?

島津:最初のきっかけは、高校でサッカー部のマネージャーを経験したことです。当時の監督が元フロンターレの選手であったこととサッカー観戦で自然に身についたサッカーの知識を活かせるのはサッカー部のマネージャーかな、と入学前から決めていました。マネージャーをする中で、だんだんサッカーに携わる仕事に興味を持つようになった感じです。

ーどういった点で興味をもったんですか?

島津:チームが強くなって勝つことに間接的に貢献するという役割にやりがいと楽しさを感じられたことが大きいです。私は選手ではないので直接的に勝利に貢献することはできないんですが、チームの勝利ってチームに関わる人たち全員で作られるものだと思うので、その一要素として関わっていきたいなと思いました。身近にチームの勝利を最優先に考え行動できる先輩がいて、その方の存在もすごく刺激になってましたね。当時は大変だったんですが、今思えばいい経験だったと思うことがあって。3年間の中で、急遽指導者や体制が変わるという事態があったんです。指導者が変わると、マネージャーへの指示や要望も変わるんですよ。昨日までボール拾いはマネージャーの役割だったのが、急に選手の役割になったり。パスの成功率を出して欲しいっていう急なオーダーが飛んできたり。「何で?」ってなるじゃないですか。でも、その先輩たちは、あらゆる変更や要望に対し柔軟に対応して、出来る方法を考え実際に応えていたんですよね。変化や要望に抵抗するのってチームのためじゃない、って考えをその時に知ることができたので、すごくいい経験だったなと思います。

「好き」を仕事にするための品川CC入社

ー好きなことや経験を仕事にしていこうと思ったときに、どういったことをしましたか。

島津:まず、高校時代にマネージャー業務に近い仕事として知っていたホペイロについて沢山調べましたね。でも、調べれば調べるほど、学生時代のマネージャー業とは比にならないくらい仕事として全うするにあたっての高い壁を感じました。その時に、高校の時の経験を思い出して、ホペイロという職種に就けた時の自身がチームの勝利へ貢献できる度合いを考えましたかね。貢献度って相手からどのくらい求められているかと同じだと思うので、この職種において私には出来ることが限られていると思った時点で、そもそもチームからも求められないんじゃないかと。そう思ったときに、ホペイロ以外の仕事に視野が広がりました。あと、大学に入って、高校のマネージャー業務から幅が広がって広報の仕事をさせて頂いたり、ゼミでスポーツビジネスに学ぶことで、私のやりたいことや得意を活かしながらチームへ最大限貢献できる仕事って何かを具体的に考えられるようになったと思います。

ー具体的にとはどういったことでしょうか?

島津:具体的な職種という訳ではないのですが、チームの発信をしてファンを増やしていくことや地域との関係性をより深めて応援されるチームにしていく点で貢献できるような仕事に興味を持つようになって、そこで必要と思ってもらえるような力をつけたいです幼い頃からフロンターレの試合の勝敗やイベントで何度も心を動かされたり、経験したことないことを経験出来たり、自分自身の人生の充実に繋がっている瞬間を沢山もらってきたので、これからは提供する側になっていきたいと思っています!

ーなるほど、好きなことを通じて人の心を動かせる瞬間を創り出せる人になっていきたいんですね!新卒でJリーグのチームもしくは関係先で働く選択肢もあったと思うんですが、今回品川CCへの入社を決めたのは理由があるんですか?

島津:就職活動は、Jリーグのチームと一般企業の両方を考えて動いていました。もちろん、新卒でクラブチームに入れることが理想ではあったんですが、社会人経験3年以上、営業経験があるといった条件が多くの求人に書かれていたんです。新卒ではハードルが高いなと思って、この条件を満たせる経験かつより営業力が付きそうな広告業界の営業職を受けていました。ありがたいことに内定をいただいた企業もあったのですが、本当にこれでいいのかな、という思いが少し残っていたのが本当のところでした。

ー本当にこれでいいのかなというのは、どういったところに迷いがあったんでしょうか。

島津:就職したら、たしかに必要な条件を満たすための経験は積めると思うんですが、サッカーに関わる機会やスポーツビジネスを学ぶ機会が減ってしまうのではないかという漠然とした不安ですね。そんな時に、サッカー部のGMから品川のイベント試合に来ないかと声をかけてもらって。たまたまタイミングが合って、「谷本公園観客席満員計画」を観に行ったんです。品川については、どんなチームかはあまり知らなかったのですが、練習試合をしたことがあったので、チームの存在自体は知っていました。その時に、大学のOBの伴さんと品川の吉田GMとお話をさせていただいて、そこで迷いが解消されたのもあって、品川への入社を考え始めました。

ー具体的にはどんなお話をしたんですか?

島津:どんな話と言うよりも私の迷いを率直に話した時に、営業の経験を積みながらクラブ運営にも携われる働き方の提案をいただいたんです。就職活動をしていた時は、クラブ運営に携わるか一般企業に勤めるかしか選択肢がないと思っていたので、理想の提案をもらえたというか。あと、各クラブチームがなぜ営業経験を条件としているのかという話をして下さり、Jクラブで働くためには、ただ営業経験を積むだけでなく、利益を作れる人になるための営業経験を積む必要があるということに気づきました。そして、最後に吉田さんから「品川として新卒採用は前例がない。品川から選手とコーチがJクラブへ行った事例はあるが、フロントスタッフで行った人はいない。お互いチャレンジとして事例を一緒に作らないか」という心強いメッセージをもらい入社を決意しました。

今後について

ー品川CCにとっても、島津さんにとっても挑戦になる決断だったんですね!まずは、新卒一年目をどう過ごしたいですか?

島津:クラブ運営でも営業の仕事でも「利益を作れる人」になるために何ができるのかを常に考えて行動していきたいと思います。すでに、クラブ運営も営業の仕事もスタートしていて、今は知らないことや経験したことないことが多く、覚えることや立ち振る舞いを学ぶことで精一杯なところが正直なところです。利益を作るには、まずは何でも知っていくことが大事だと感じています。品川であればスポンサー、周辺の施設や関係者など品川に関わるすべてののことですし、営業職の仕事であれば、商材やお客さんのこと、世の中や業界の動きなど感度高くキャッチすることだと思います。また、報連相のタイミングやスピード、内容などもまだまだ求められている基準では出来ていないと思うので、仕事における立ち振る舞いやコミュニケーションも意識して習得していきたいです。

ー品川CCでの一年をやり切り乗り越えた時には、どんな風になっていたいですか。

島津:そうですね、目の前の商品を売るというだけで利益を作れる人ではなく、何もない状態からでも何か利益を創り出せる思考が持てるようになっていたいです。一年目は断片的にいろんなことを知っていくことに一杯になりそうですが、二年目はその知ったことをどのように線と線で繋げて、品川というクラブを通じて人の心を動かす何かを生み出していけるようになっていたいと思います。

ー品川CCとしても島津さんの一年目とその後の飛躍に期待していると思います!最後に、品川CCのファンサポーターへメッセージをお願いします!

島津:改めまして、2023シーズンより品川CCに入社することになりました、島津晏実です。品川CCという素晴らしいクラブで、自分自身のキャリアをスタートできること、大変嬉しく思います!これまで関わってくださった方々、受け入れてくれた吉田GM、選手スタッフ皆さんへ感謝の気持ちを忘れずに、日々の業務に全力で取り組んでいきます!そして、関東昇格の瞬間を皆さんと喜ぶことができるよう頑張ります!
引き続き品川CCへの応援、よろしくお願い致します!

ーありがとうございます!将来の目標に向けて、品川CCでの一日一日を全力で過ごしてください!新卒一年目の勢いのある成長とチームへのを期待しています!

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