社会人1年目 品川CCで挑戦という選択~拓殖大学4年 三堀亜門~

はじめに

こんにちは!キャリアデザイン部です。今回は、来シーズンより品川CCの入団が決まっている拓殖大学サッカー部4年の三堀亜門選手にインタビュー!来年4月に社会人1年目を迎える三堀選手。まだ大学でのシーズンを残している中で、卒業後は幼い頃からずっと目標としてきたプロの夢を目指す選択ではなく「仕事もサッカーも全力」を体現するという決断をした彼。大学卒業後の人生をどのように捉え整理しこの決断に至ったのか、率直に語ってくれました。是非ご一読下さい!

 

プロを目指してきたサッカー人生

ー来シーズン品川CCへの入団を決断いただいたこと嬉しく思います!社会人1年目「仕事もサッカー」も全力という選択に至った経緯や今後のキャリアへの意気込みをぜひ聞かせてください!早速ですが、三堀選手のサッカーの経歴をお話いただけますか。

三堀:サッカーは小学校2年生から約15年やっています。始めたきっかけは、仲のいい友達の誘いで少年団のサッカーチームに入ったことです。当初はサッカーがしたくてというよりも、行ったら友達と会えるからっていう理由の方が大きくってサッカーやってましたね(笑)ただ、やっていると僕の性格もあるんですが負けず嫌いの性格が出てきて、もっとうまくなりたいという気持ちが強くなっていったんですよね。そこから、地元が神奈川なのでマリノスのサッカースクールに入ってサッカー漬けの日々を送っていました。そんな中、小学校4年生の時に初めて観に行ったJリーグの試合の雰囲気がすごくて。その時、プロを目指そうって本気で思ったのを覚えています。あの大勢の観客の前でプレーする選手がかっこよかったし、僕自身もそうなりたいと思って。

ーやはり夢はプロだったんですね。

三堀:そうですね。そこからは、プロを目指してずっとサッカーをしてきましたね。中学生の時は、地元の街クラブに所属して2年生の時には地区選抜に選んでもらえました。高校は、その時のスタッフの方にご縁をいただき、三浦学苑へスポーツ推薦で進学しました。高校では、結構現実をつきつけられましたね。1、2年の時はトップチームと下のチームを行き来するような感じで、3年生はトップチームに入れたものの試合への出場機会はほぼなかったです。でも、プロになる夢を諦めるとかはなかったですね。

ー高校の3年間、思ったような結果が出なかった時はどんな気持ちだったんでしょうか。

三堀:特段モチベーションが下がることはなかったですよ。僕自身、実力よりも高望みしたチームに運よく入ってこれたと思っているので、スタートが周りよりマイナスのことの方が多かったんですよね(笑)相手にされないこともありましたが、負けず嫌いの性格がプラスに働いて、コツコツ積み重ねて這い上がることが僕のスタイルになっているというか。このスタイルって評価に値するチームとなかなか評価されないチームがあると思うんですが、拓殖大学はそこも含め評価してもらえると高校の顧問に紹介していただいたので、大学4年間で取り返すという気持ちで進学を決めましたし、この4年間はプロを目指してやってきました

僕にとっての最善の選択肢と決断

ープロを目指して過ごした大学4年間はどうでしたか?

三堀:変わらず、這い上がりの4年間でしたね。一番下のカテゴリーからスタートして、2年生からBチーム、4年生のはじめにやっとトップチームへの帯同できました。その時は、プロに行けるかもと思い、周りが就職活動をしている中、僕は就職活動はせずプロを目指すという選択をしました。でも、実力不足で1カ月立たないうちにBチームに降格して、これまでずっと目指してきたプロ以外の道をやっと考えるようになりました。これが大学4年の5月とか6月ですね。

ープロをずっと目指してきたところから、企業への就職という考えに切り替えることって大変だと思うんですが、どのように気持ちの整理をしていったんでしょうか。

三堀:サッカーで成し遂げたいこと、人生で成し遂げたいことを整理し逆算をしたら自然と答えが出てきました。Bチームに降格した時に、やっと現実が見えて。周りでプロになる人もいて悔しい気持ちやこれまでのサッカー人生を否定することになるのではないか等いろいろ悩みましたが、プロを目指すにあたっての実力不足をまずは受け入れました。結構きつかったですけどね。今思えば逃げずに向き合えて良かったと思います。受け入れることによって「僕の人生」っていう視点が出てきて、より冷静に整理することができたというか。それまでは無意識に僕の「サッカー人生」っていう視点でしか今後を考えられてなかったかもしれないです。“これまで”の「サッカー人生」に全く後悔はないし”これから”の「僕の人生」にとってもプラスになっていることしかないのは間違いないんですが、大学卒業後は、より経済面を含んだ自立をしていかないと、という考えがあって。そこから、卒業までの時間と自分自身の実力を冷静に整理し逆算したら、新卒で就職すると言う選択肢は賢明な判断だと自分自身納得させることができましたね。学生から社会人という僕自身の役割が変わるタイミングで、僕の中でのサッカーの在り方を考え直せたことで得た今回の選択は、これまでになかった形で”これから”の「僕の人生」によりサッカーがプラスに働いていくと思っています!

ー卒業後の自立に対する考えは、どこからきているのでしょうか。

三堀:ほんとに当たり前ではなくありがたい話なんですが、僕は両親に不自由なくサッカーをさせてもらってきました。僕がいつか親になった時に、子どもには同じ風にしたいと思うと、必然的に経済力も含んだ自立は大事という考えが出てきましたね。

ーご両親はサッカーでの活躍を応援してくれていたんですね!逆に、それだけ応援してくれているとプロを目指さないということを切り出しにくかったのではないでしょうか。

三堀:たしかにサッカーをする僕にここまで時間やお金を費やして来てくれた両親に対して、感謝の気持ちも込めてプロにならないとという気持ちはありました。でも、親ってすごくて(笑)直接目指さないと伝えたわけではないのですが、先ほど話したような僕の考えを話した時に、喜んでくれたんですよ。まぁ、どんな選択をしても喜んでくれたと思うんですが、より活躍できる場所に身を置いて、僕が充実した日々を送っていた方が両親も幸せなんだろうなと思うと、社会人1年目をどう過ごすかは僕にとって結構重要だなと改めて思います。

品川CC入団と両立で迎える1年目について

ー重要だと思う社会人1年目をビジネスマンと品川CCでのサッカー選手の両立という選択にされましたが、入団までの経緯を教えてください。まずは、品川CCを知ったきっかけは何だったんでしょうか。

三堀:高校卒業後、一時的に社会人チームに所属をしていて、試合のトーナメント表で名前を見ていたので存在は知っていましたが、就職活動を考え始めるまでは接点はなかったですね。就職活動をする中で、ある社会人チームの元監督に「仕事もサッカーも全力で続けたい」ということを話したんです。そこから、その考えだったら品川CCが合っていると思うと吉田さん(GM)を繋いでもらったことが、初めて品川と直接接点をもったタイミングになります。

ーまさに品川CCに所属し体現している選手と同じ想いですね!品川CC以外のチームという選択肢はなかったんですか。

三堀:地方で上を目指すチームもみていましたし、関東圏で社会人でもサッカーを続けられる環境があるというチームもみていました。実際に話を聞きに行ったり、練習に参加もしましたね。行動して分かったのは、上を目指すという目標であったり、働きながらサッカーもできる等、チームで掲げていることは近しいものがあるものの、各チームで何を重視するかのバランス、どう実現するかのやり方等は違うなと。僕が描くキャリアに向けて「仕事もサッカーも全力」をどんなバランスで、どうやって、どのレベルでといったような項目で、ひとつひとつのチームと照らし合わせていったときに、品川という選択がベストだという結論に至りました。

ー最後、背中を押すような入団の決め手はありましたか。

三堀:印象に残っているのは、品川の練習に参加した時に、選手の方がまず僕がどうしていきたいのかを聞いてくれたことですね。僕なりに拙い言葉ではあるもののプロは難しいと思ったこと、でも「仕事もサッカーも全力でしたい」という想いを伝えたら「だったら、品川は合ってると思うよ」と言ってくれて。どの選手の話を聞いても、仕事にもサッカーにも熱い想いを持っていることが伝わってきましたし、素直に僕もこうなりたいと思った。あとは、選手だけでなくスタッフも選手と同じくらい熱い想いを持って関わっているチームだと感じたのも決め手のひとつです。もちろん、品川入団が決まったことを両親に報告したらすごく喜んでくれました!

ー両立から始まる社会人1年目に不安はないですか。また、どう過ごしていきたいか教えてください。

三堀:不安はないですが、ビジネスマンとしても品川の選手としても未知数のことが多いので、まずは積極的に話を聞きに行き、周りが求めているものに対しひたすら応えていくことを実践したいと思います。どちらにおいても結果を残していきたいと思うので、早く信頼され頼られる人になれるようになって貢献できるよう頑張りたいです!

メッセージと来季への意気込み

ー卒業後のことを考えた期間を振り返って、同じくサッカーに打ち込む大学生へメッセージをお願いします。

三堀:目指してきたことにこだわることも大事ですが、少しでも迷いが出た時は少し立ち止まって未来から逆算してみてもいいかなと思います。今の自分を把握し整理すること、感度高くアンテナを張ってオープンマインドで積極的に話を聞くことは、今後どうしていくべきかの道筋を見つけていくために有効的な行動だと思うので、僕と同じような境遇や悩みを持っている人は、僕でもクラブにでも是非連絡をください!

ー最後に、品川CCのファンサポーターへの挨拶とメッセージをお願いします!

三堀:品川CCを応援してくださる皆様、いつも応援ありがとう御座います。来季より加入が内定している三堀亜門です。チームが掲げる「仕事もサッカーも全力」を体現し、目標である関東昇格に向けてチームに貢献できるよう精一杯頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします!

ー本日はありがとうございました!「仕事もサッカーも全力」を体現しながら、どちらでも結果も残せる1年を期待しています!!