【キャリアデザイン部】選手インタビュー~小島一輝~
はじめに
こんにちは!
キャリアデザイン部です。
このインタビューを通じて、知らなかった選手たちの一面を知ったり、イメージ通りだった一面もあったり。私たちにとっても意味のある時間になってます。
今回は、品川CCのGK兼役員。ビジネスにおいては自営業で複数の仕事を手掛け、プライベートでは小島家の(良き)パパ。「いま」充実度100%の小島一輝(#40| 通称:こじ)選手です!
社会人でサッカーを続ける理由と新卒3年目にふと思い出したこと。いつも冷静沈着、チームの頼れる存在の「いま」では想像できない一面を語ってくれました。
サッカーを続ける・続けられる理由
ービジネスマン・(良き)パパ・選手の両立は大変ですか?
大変なのかな(笑)でも、子どもが生まれるタイミングでプレイヤーは辞めようと思ったことはあったね。
ー何で辞めなかったんですか?どう考えたって大変ですよね??
サッカーが人生を豊かにしてくれる
当時の監督のこの一言が続ける一番の理由になったかな。もちろん、サッカーが好きなのは大前提だけど。社会人になってプレイヤーを続けることだけでも難しいじゃん?そこに、家族もってなるともっと大変で難しいのは当然だよね。でも、仕事で得られる喜びとサッカーで勝った時の快感って全然違う。これだけでも、自分の人生は豊かになっていると思うよ。もちろん、これ以外にも続けているからこそ得られるものや豊かになっていることは沢山あるけどね!
ーいやぁ。さすがですね。多々あるクラブの中でも、なぜ品川CCだったんですか?
いつかクラブ経営をしたい想いと品川CCのクラブビジョンと取り組みに共感
実は、大学卒業後1年間サッカーしてなくてさ。大学時代、周りにはプロになる選手とかもたくさんいて、正直サッカーでは勝てないと思ったからビジネスで勝ってやろうと思って仕事ばっかりしていたんだよね。そんな時に、知り合いを通じて吉田さん(GM)に初めて会って、クラブのビジョンや取り組みを聞いたのが品川CCとの初めての出合いだったかな。ビジネスで勝ちたいという手段の中には、クラブ経営ってのもあったし、クラブ経営において吉田さんは半歩、いや、数歩前を歩いていたんだよね。この人についていけば、何か面白そうだなという直感も働いたからかな。
ビジネスマンとして
ーまずは、ビジネスマンとしてのこじさんについて教えて下さい。
人材系の会社経営と保険代理店のマネージャー、品川CCの役員の両立
新卒3年目で、ふと大学時代ぼやっと描いていた30歳の自分を思い出したんだよね。年収1000万以上稼いでいるっていう(笑)実際に自分の周りにいたプロの選手や経営者は稼いでいたってのもあって、当時の自分を客観的に見たときに、今の会社だとどれだけ頑張っても時間がかかるし上限は見えているなという結論に至ったんだよね。
ーそこからどうしたんですか?
自分の名前で勝負できる会社へ転職
稼いでいる人たちと、自分の決定的な違いは会社の看板ではなく自分の名前で勝負しているかどうかだった。名前で勝負するからには、「小島だから」と選んでもらえるブランディングが重要になってくるよね。転職して保険を取り扱う仕事に就いて、信用や信頼を得ることが一番大切だと思って。それって、いろんな方法があると思うんだけど、知識の蓄積が信用や信頼を得る一番の近道だと思うし、それに伴って人間力も高まるんじゃないかと思ってる。
ー最初からうまくいきました?
うまくいかなくても知識の先に信用や信頼があるというスタンスを貫いた
短期的な業績が求められる環境はきつかったね。知識よりも、ガツガツ営業することが正しいという雰囲気は自分には合わないから。まぁそれでも結果は出していたんだけどね(笑)でも、長期的にみると知識量が「小島」という名前で勝負ができる土台を築いていた。結果、業績も延びたし、ビジネスマンとしてなりたかった自分に近づけていた感覚はあったかな。
ー確かに、こじさんに聞けば何でも教えてくれるってどこかで思ってます。笑
君たちへのブランディングも成功してるわ。笑
ーでは、さらにビジネスマンとして挑戦したいことはありますか?
知識の幅(ジャンル)と深さを広げてハイレイヤーの人たちとも仕事ができる人へ
持っている知識の幅と深さはまだまだだと思っていて、これを広げていくことで今までビジネスの場面において接点を持てなかった人たちとも仕事ができるようになりたいかな。
ーその中で大切にしたい(している)ことは?
人に頼ってもらい、役に立つこと
これは、仕事だけではなく人生において大切にしている。こういう働き方や人との関わり方ができると人生を堂々と生きられるな、と思って。
今後やっていきたいこと
ー選手でもあり、経営にも携わる立場としてやっていきたいことはありますか?
ビジネスマン・選手・(良き)パパを両立するロールモデルになること
自分自身も子どもが生まれるタイミングで選手を辞めた方がいいのかな?と思っていた事実があるし、やっぱり難しいことの方が多いのは正直なところ。でも、実際に奥さんの多大な理解と協力があって続けられているし、続けることによって得られているものは確実に多い。家族を手に入れても好きなことは続けられる、続けることによってもっと豊かな人生になることを証明しながら、品川CCの後輩たちが一日でも長く続けようと思ってもらえる存在になりたいかな。
ー実際に相談とか受けたりしてるんですか?
「仕事の相談したいんで、飯連れてってください!」
そうだね。どう考えても相談に乗る側が奢るのは割に合わないなと思うけど(笑)でも、こういうのが嬉しかったりするんだよね。その時にしたアドバイスが、その選手たちの解決策や成果に繋がるようなヒントになっていたら本望だね。
ー私たちも仕事とか両立に迷ったら遠慮なく言いますね!笑
えだちゃんはよく言ってくるじゃん(笑)
ーなんとも言えないです。笑
ーその先で成し遂げたいことってありますか?
10年、20年後も選手であること
続けることってほんとに難しいと思うんだけど、続けることでいつか若い時に勝てなかったプロになった選手たちに勝てるかもしれないって思ってる。Over40とか50とかのカテゴリーになるかもしれないけどね。プロになる選手には勝てないと思ってビジネスに振り切ったけど、続ければ勝てる日が来るんじゃないかと思ってワクワクするかな。
品川CCのブランディング推進
チームとしてはカテゴリーを上げること、クラブとしては品川CCだからできることをもっと発信していきたいね。1.5キャリアだってその一つだと思う。むしろ、入団するきっかけになったクラブ理念や取り組みの中でも一番共感したのが、いま1.5キャリアって形で世の中に発信されていて。一人でも多くの人に知ってもらって共感を得ていく部分でも経営側としては考えていきたいと思ってる。
インタビューを終えて
ー今回のインタビューはどうでしたか?
品川CCとの出合いも振り返ることになり、もう8シーズン目なんだなと。小中高大のサッカー歴で見ても、8年同じチームでやることは無かったから、自分のサッカー人生のメインと言っても過言ではないチームになっている。プロサッカー選手にはなれなかったけど、仕事とサッカーの掛け合わせで「誰かの目標」になれたら、そしてそんな小島が所属している品川CCというチームのブランド向上にも貢献できればいいなと改めて思えました。
ー改めて、今シーズンの意気込みをお願いします!
サッカーができる日常の有難さを、痛感する今日この頃です。どういった形でプレーする姿をお見せできるかはまだ不確かですが、ピッチ上以外でも社会に貢献できるのが品川CCの価値だと考えています。「仕事もサッカーも全力」を体現していきますので、応援よろしくお願いします。
プロフィール
生年月日:1989年7月6日
出身地:愛知県
経歴:
アクアJFC
アクアFC
愛知高等学校
慶應義塾大学ソッカー部
現職:人材系企業の経営・生損保乗合代理店マネージャー・品川CC役員