2020年5月3日 17:38

【品川CCキャリアデザイン部】1.5キャリアに懸ける想い~吉田GM~

はじめに

こんにちは。

キャリアデザイン部のゆか(えだちゃん)です。

今回は、キャリアデザイン部発足会議の会話をありのままに書かせて頂きました。

1.5キャリアについて「なんで?」「どうして?」を繰り返す中で、吉田GMがなぜ「サッカー×キャリア」にこだわるのか、その背景や想いが見えてきました。

リアルな現実や社会問題にも触れた内容になっています。是非ご一読下さい!

 

▼会議出席者

吉田GM/こじ(選手兼役員)/えりな(キャリアデザイン部兼広報)/えだちゃん(キャリアデザイン部)

ある日の会議

全員:お疲れさまでーす。

GM:さっそくはじめようか。まぁ、今日のアジェンダは…その前にさ、えりなとえだちゃんそれぞれの品川CCに携わる意義とかキャリアデザイン部でやりたいこととかを改めて聞かせてよ。じゃあ、年功序列でえだちゃんから。笑

こじ:正しい。笑

えだ:正しいけど、笑うな、、!

えりな:ひどい。笑

(※中略:先日公開した「品川CCキャリアデザイン部 始動」「品川CCキャリアデザイン部 はじめに」の記事にて2人の想いは公開済みです。良ければ、遡ってご覧ください)

サッカーとキャリアの両立を意識し始めた時期

ーいつからそういう考えを持ち始めたんですか?

強く意識し始めたのは1~2年前かな。

 

ークラブの歴史から見るとほんと最近の話なんですね。

自分自身の中で、ショックな出来事が2つあったんだよね。

ショックな出来事ーその①-

ーショックだった出来事とは?

品川CCに入団した選手たちの周りにいる友人(大学サッカー部同期など)がどんどん早期離職したり、仕事に苦しみ、生きることに苦しんでいる姿をたくさん見てきた

正直なところ、何をしてあげたら優秀な選手が品川CCを選択肢として選んでくれるか、を考えたときにキャリア支援だと思ったんだよね。優秀な選手を獲得する為の入り口というか。そこでいい選手が獲得できるようになったのも事実。その選手たちが、キャリア支援によって入社した会社で、それなりにやりがいを感じキャリアを積みながら、好きなサッカーを続ける一方で、やたらと「友達の転職の相談いいですか?」といった話が増えてきた。なんでだろうなと思ったら、大学サッカー部同期で、あまり深く考えずに就職先を選んでしまった友達が苦しんでいるという声がめちゃくちゃ多くて。よくよく聞けばみんな本当にサッカーエリートで、あと一歩でプロになれそうだった選手ばかり。そんな選手たちが苦労している話を聞いて、これは自分が動くしかないと思った。

 

ー品川CCに入団した選手とその周りの選手の違いって何だったんでしょう?

よくよく聞けば大学時代にしっかり就活をせず安易に企業決めをしてしまっている人もかなり多かった

「とりあえず働ければ、就業先は問いません」って就業先を選んでしまうと、やっぱ仕事辞めちゃうんだよ。ファーストキャリアって結構大事で、業績や実績も残さず、すぐに辞めてしまうと、キャリアアップどころか次の就業先を見つけることさえ難しい。これまで、サッカーにおいて日本のトップクラスで活躍してきた選手たちが、社会というフィールドにおいては、何も評価されないってほんと悔しいこと。その時に、目先のキャリア支援って意味ないなって。きちんと彼らの人生、なりたい姿を一緒に考えていく作業が大切。でもそれができていない選手が非常に多かった。そういった意味でサッカー選手の就職における苦しみって社会問題なんじゃないかと思った。

ー確かにそうですね。

1つめの理由はこれだね。

ショックな出来事ーその②-

ーもう1つの出来事は?

中高時代憧れた選手との再会

中高校時代、サインをもらいたくて、練習場で何時間も待ち続けたあるプロサッカー選手がいたんだけど、大人になって仕事関係で会う機会があってさ。その時に「正直、仕事に困ってるんだよね」って言われて、それがすごいショックだったんだよね。自分がスタジアムやテレビの中で見て憧れてきたヒーローのような存在だった選手には、引退後もカッコよくいてほしかったというのがあると思うんだ。

 

ーそれはショックですね。そこから具体的に起こした行動ってあるんですか?

気付いたら自チームじゃない選手のサポートもたくさん支援するようになっていた

あれだけ憧れた選手が、サッカーがなくなった瞬間にこうなってしまうんだと思った時に、サッカーだけではいけない、サッカーを続けながら社会人としてのキャリアを積む機会を提供していくことが、本来重要なんじゃないかって強く思った。これは、プロもアマチュアも同じだと思う。自分が体験したこの事実を変えたくて、とりあえず行動していた気がするなぁ。ここを変えることがサッカー界の底支えになるんだって確信が日に日に強くなっていったんだよね。自分にしかできないサッカー界への貢献なんじゃないかって。

 

ーキャリアデザイン部は、少なからず起こっているそういった現実を変えていくための発信を担う組織ってことですか?

そうだね。ぜひ、そういった組織にしていってほしいね。

品川CCキャリアデザイン部を通じて実現したいこと

引退後の人生も楽しみ!って言えるような世界観

とはいえ、サッカー選手になることって本当に大変なことだし、死ぬほど苦労して、毎年ギリギリの戦いをしているわけだから、引退って簡単なものではないとは思うんだけどさ。でも、引退後の人生が明るく見えるかどうかってすごく大切なことだと思う。
そして、今の品川CCは選手の1.5キャリア期間を二人三脚して、独り立ちするためのサポートをしているわけだけど、いろんなクラブがそういった取り組みを始めてくれたら最高かな。品川CCとしてはノウハウを隠すつもりは本当になくて、ウチが上手くいったことはどんどん他のクラブにも真似してほしいし、いろんなクラブが1.5キャリアの支援をできるようになってほしい。そうなることで選手も選択肢が増えるだろうし。

 

ーその先にあるものってなんですか?

本当に心から日本のサッカー界を、そしてスポーツに携わる人たちを幸せにしたい

そのために品川CCや自分が貢献出来たら最高だなと。アスリートの社会的地位が向上し、引退後も明るい人生が見えることで絶対にスポーツの価値は向上するはず。そしてスポーツ、そしてサッカーの価値が上がり、その先には「日本代表がW杯で優勝している姿を見たい」というサッカーファンの心も常に持ち続けてるよ。